プロローグ

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「そして、君が去った後に一課長がこちらに来て、後任者を君にしたと言ってきたよ。霧咲絢奈(きりさきあやな)君」 ――池元一課長…… 「さて、私の結論を言おう。君さえ良ければ、次期捜査一課長は君になるだろう」 「そ、そうなんですか?」 「ただし……」 課長は手を少し挙げて「待った」を掛けた。 「まずは聞かせてくれ。影原俊幸(かげはらとしゆき)警視正の事を」
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