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爛々と煌めく
ガラスの眼球
少々荒れた咽喉は
ささくれだった甘皮にも似て
不必要と云えばそれまでだ
だけど確かに文化として根付いている
まるで際限のない
澱みない流水のような
気持ちにも似て
青の向こう側
走っても追い付けない永遠に
渡り鳥は往く
追い風に輝石を乗せて
果てしない青の
青の向こう側
突き抜けても染まれない蒼穹が
浮遊感を浚う
空風は巻き毛と遊ぶ
藍々と色付く
恋慕と渇望
未だ見捨てられ不安の
尽きない妄執に苛まれては
趣旨違いと言えばそうだけど
これも1つの文化として根付いている
いつしか形を変えて
育っていく木々達への
愛しさにも似て
青の向こう側
透けるように流れていく退屈も
幸福とは、と問う
昔日に粉糖を飾って
終わりなき青の
青の向こう側
濁らせた言葉の裏に隠した哀を
忘れて微笑む
明日 彼の人に贈る
浮き立つ街の裏に
業界の狡猾なストラテジー
だとしても構わないのだ
1つの切っ掛けに過ぎないの
青の向こう側
倦怠を重ねても色褪せない心は
カーブで加速する
繋ぐ指に奇跡を描いて
果てしない青の
青の向こう側
甘すぎないリボンに込めた感謝が
熱伝導したら
解く指で巻き毛を絡めて
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