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「はあ、疲れたー」
休み時間の度に囲まれる始末。なんとかやり過ごし、昼休みを迎えた。屋上へと向かう。
「うわぁ、空キレー」
ラッキーなことに屋上への扉の鍵は錆びて壊れていて、簡単に開けることができた。
暖かい陽気のなか、一人で昼食を済ます。やっぱり一人が落ち着く。
「なんか......疲れたー」
そう言って目を閉じると、風の匂いがした。
放課後になり、すぐに家に帰る。誰かに声をかけられた気がしたが、気にしなかった。
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