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健二はラウンジに行ってみることにした。果たしてそこにはあの女がいた。
「やられたよ」
健二が女に問いかけた
「あら、どうしたの?その包帯は?」
「君と付き合った男性はみんな死ぬんだよね?」
「そうよ例外なく」
「だから僕も殴られたわけだ」
「でも死なずにすんだわね」
「ああ、」
健二は向かいの席に座り一人考えた
犯人は必ずこのサンライズ出雲の中にいる、そしてあの女に近づいたら殴られた。
(これは警告かもしれないな。)
犯人を誘きだしてみよう、あの女に近づけばまたくるかもしれない。
「じゃあ、僕はもう寝ますよ」
「あらそう、私はもう少しここにいるわ」
健二は1号車に向かった
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