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一時間後には警察が乗り込んできた、警察は大雪でこれないというのは車掌のでまかせだった。
健二は警察の事情聴取を終えるとラウンジに向かった、そこには何事もなかったようにあの女が座っていた
「君の兄に殺されるところだったよ」
「私はそんなことしらないわ、兄が勝手にやったことでしょ」
「すべて君が原因じゃないか、罪の意識はないのかね」
「じゃあ謝っとくわごめんなさい」
すまして言った
健二は呆れて言葉もでない、そんな女はほっといて自室に戻った。
電車はようやく動き始めていた、警察の現場検証も終わったのだろう。
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