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「こんな状況ですし我慢するしかないんじゃありません?」
「まあ、天候には逆らえないがね」
健二はトーンダウンした
「車掌さん、なるべく時間通りにお願いしますよ」
「はい、わかりました」
それだけ言って健二は自室に戻った
(なんだあの女は)
健二は平凡ゆえ、女性との付き合いすらなく苦手にしていた
(そういえばラウンジがあったな…)
そう思い立つと健二は缶ビー ル片手にラウンジに向かった
そこにはあの女がいた
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