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――十七時半。 終了のベルが鳴る。 そのベルが聞こえると、動いていた機械が徐々に静かになっていく。 基本的に急ぎの出荷品がない場合は、そのベルで一日の作業が終了するのだ。 停止のボタンを押し、機械が止まったのを確認すると、研磨した部品の個数を作業記録に記載して、完成した部品を所定の位置へと置きに行く。 金属の部品のために、数が入った箱は部品によっては二十キロを超える場合もある。 けれど女だからって持てないとか、そんなことは言っていられない。 その作業までが仕事。 このくらい持てなきゃこの仕事は務まらない。

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