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「もう私と一緒に行動するのはやめてほしいんだけど…」
ナターシャは目の前に座っているアレンシアに言った。
「なぜです?」
アレンシアは首を傾げた
「あ、アレンと一緒に遊ぶと疲れるのよ!」
ナターシャは机を強く叩いた
「な、ナターシャ様は私と一緒にいると疲れるのですか!?」
アレンシアは顔が真っ青になっていた
「そ、そうよ! アレンは私にとってストレスの原因なのよ!早く私の目の前から消えてくれないかしら!」
ナターシャはアレンシアの今にも泣き出しそうな目を睨んだ
「私の何が悪かったのですか?教えて下さい」
アレンシアが声を震わせながら聞いてくる
「それくらい自分で気が付きなさいよ!」
ナターシャはそう言って席から立ち去った
そしてアレンシアの方を睨みながら
「もうアナタとは絶交なんだけど!」
そう言って教室を出ていった。
1人教室に残されたアレンシアは
「そんなに酷いことをしたのでしょうか…」
自分の鈍感さを恨んだ。
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