第11話

11/11
前へ
/11ページ
次へ
そうして刑事たちが琴音のもとを訪れることとなったのは、"事件"から二日後の、午後三時。 スーツ姿の二人は、さくらが丘の歩道を歩いていた。 「大きな家ばかりですねぇ」と梅田刑事。 「高級住宅街という言葉通りだな」と苦笑いの竹田刑事。 二人は辺見家の大きな門のまえに立った。 竹田刑事がインターホンを押した。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加