14話 足枷【あしかせ】

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転倒の痛みを感じている盗人   盗人は自分の足首を 良く観てみると 足枷がついていることを気がついた 「・・・・・【by盗人】」 「掛けないって・・・言ったじゃないか・・【by盗人】」 盗人はニシ-に対して怒っている 盗人はニシ-やその仲間にに訴えている 「ん?【byニシー】」 「嘘つき! 話が違うよ!【by盗人】」 「あぁ 【byニシー】」 「うん・・・君の言う通りだ  私は 様々な嘘をついた  申し訳ない  決して怪我をさせたり 騙すつもりは無かったんだが・・・《手首にかけない》 という安易な嘘に 君は騙されたようだな 【byニシー】」 「手首に手錠がかからない  ただ一つの理由でここから 逃れられると思っていたのか?【byニシー】 「うっ・・【by盗人】」 盗人は展開が全く読めなかった 盗人は まさか足首に足枷が 掛けられるとは思わなかった 「まあ 自業自得だよなぁ 盗人さんよ【byニシーの仲間】」 「しかし・・・本当に ニシーさんにまた裏切られるかと思いましたよ・・・【byニシーの仲間】」 ニシーは仲間の一言に微笑んだ 盗人が転倒した時の騒音に 気がついて気になる盗人の親はここまで覗きに来た 「何か あったんですか?【by盗人の親】」 「いえいえ なにも問題はありませんよ 子供が転倒しただけですから【byニシー】」 すみません お騒がせしてしまいましたね【by盗人の仲間】 「そうですか【盗人の親】」 盗人の親は 元いた場所へと引き返した
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