14話 足枷【あしかせ】

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盗人は悔しそうにしている 「 改めて大人しく出頭するんだ いいね?【byニシーの仲間】」 「・・・【by盗人】」 「わかった・・・【by盗人】」 敗けを認めた盗人は 警察署に出頭されてしまう それを親は切なく見守るしか方法はなかった 盗人が盗んだ 少年ボタンの大切な物は無事に 本人へと返還され 盗人もすぐに釈放されて自由になった 時は G.Z 2.989 数日後 「よっ【byニシー】」 少年ボタンを呼ぶニシーの描写 何か会話をしている よかったな 無事に奪われたものが戻って来て【byニシー】 「はい【by 少年ボタン】」 やがて二人きりになった 場所はウスタウンの港であるノートポートに移る 「未練は置いといて・・・ 僕は やっぱり 他人の物を盗んだりする人は嫌いです。【by少年ボタン】」 「そうか 【by ニシー】」 「そうか 【by ニシー】」 「ははははっ【by ニシー】」 「おかしい?【by少年ボタン】」 「何故 そんなに可笑しく笑っているんですか?【少年ボタン】」   「ん?【ニシー】」 「ニシーさんは 泥棒を嫌いと思わないんですか?【少年ボタン】」 「うむ・・・【byニシー】」 「自分も 嫌いと思った事はある【by ニシー】」 「だが そんなのは 誰だって思う 気にするな【byニシー】」 「あっ はい・・・【by少年ボタン】」 ニシーは 少年ボタンを 過去の自分に似ていると断言した 「あの時、思えば  泥棒にぎゃふんと言わせたい  自分はこんな下らない不純さで 警察官になってしまったかもな・・・【by ニシー】」 ニシーの 過去話を聞かされいる少年ボタン
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