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優美も予想外の答えだったらしく、
「・・・・そっそうね、でももっと重要な事あるよね、凛さん」
「えっと、重要なこと・・重要なこと・・あっ、防犯カメラに雪が付いて画像が取れなくなる」
優美は肩を落として、
「ねえみんな、もっと重要な事あるでしょ」
俺と4人娘は、不思議そうに優美を見た。
「あのね~~、大雪となると物流が混乱して、食べるもの運ばれて来ない事もあるのよ、そしたら食料品無くなるのよ」
「「「「「お~~そうだ」」」」」
優美はあきれた顔をして、
「これだから、若いもんは」
俺は、
「優美・・年頃りくさい」
「うるさ~~い!早く準備して!」
みんな買い出しの準備に散らばった。
優美はその間、キッチンにある点検扉を開け
上半身を中に入り何かしていた。
「優美」
「きゃ!」ゴツ「いった~~い」
優美は頭をさすりながら、
「準備できたの!いた~い」
「俺はできたけど、何してるの?」
「緊急用電力バッテリーの確認、ててて」
俺は優美の頭を擦りながら、
「緊急用電力バッテリー?」
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