願い事一つだけ

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「その願い叶えやらないでもないけど 、、、、」 顔の前に手を組んでそのままの格好で 目を開けて見た。 するととても神様のようには見えない男が 目の前にいた。 「神様なの?」 「そうじゃよ。ワシが神様じゃよ。てならないだろう。」 凄くベタな乗り突っ込みをされた。 「でも、さっき願いを叶えてくれるって、、、、」 すると 「世の中から消し去りたい奴がいるんだろう? 俺が消してやるよ。」 凄い速さで脳が回転する。 「って事は、死神なんですか?」 「あー。そう言われてた事もあるかな?」 「お願いします。どうしても、この世から消し去りたい人がいるんです。」 「あー。さっき聞いたから。」 「そ そうですよね。」 すると死神は私の顔を覗き込んで 「お前。わかいいなぁ。」
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