願い事一つだけ

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その次の日 何気なくテレビのニュースを見ていると コーヒーカップを持ったまま固まってしまった。 「あっ!」 「コイツでいいんだろ?」 バスクが現れた。 「違います。人違いです。」 「えっ!どうすんだよ。」 「知りませんよ。私に聞かないで下さい。」 でもはっきり言わなかった私にも責任がある。 「ごめんなさい。 ちゃんと言わなかった私が悪いんです。」 すると 「そうだよ。可愛子ちゃん。ちゃんと言ってよ。」 えっ!と思いながら 話を続けた。
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