未確認フライングチョコ
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「はぁぁぁぁ……。」 人影もまばらな昇降口。 どうしようもなく陰鬱な気持ちの俺は、 地の底まで届きそうなほど長い溜息を吐いた。 それは2月13日火曜日の放課後。 入試も終わり、久しぶりに引退した陸上部に顔を出した俺は、 家へ帰ろうと自分の下駄箱の前まで来ると、急に気が重くなった。 ーー明日はバレンタイン。 それを思うと俺はどうしようもなく陰鬱な気持ちになるのだった。
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