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「あるじさま!
おはようございます!」
「おはよう
朝から元気だな」
「えへへ
そういえば長谷部は どうしたんですか?」
「体調悪そうだったから休ませてる
薬研くん食べ終わったら長谷部さんの事 診てもらえる?」
「お安い御用だ」
「お願いします」
「主おはようございます
主 薬研が部屋に向かう時は私も行かせて頂いて宜しい
でしょうか」
「一期さんおはようございます
俺は構わない」
「主おはよう」
「小夜ちゃんおはよう」
「一期君も行くなら食事を運ぶの手伝ってもらっても
いいかな?」
「もちろんです」
『主おはよう/ございます』
「おはよう
清光君と安定君」
「長谷部さんが寝坊なんて珍しいね?」
全員と挨拶すると加州がキョロキョロと辺りを見回し
言う。
その表情は呆れ気味だ。
「長谷部さんならちゃんと起きて来ました
でも顔色が良くなかったので部屋で休ませています
主命だと言ったんだが強引だっただろうか?」
「そんなこと ありません!
長谷部はそうでもしないと やすまないんですから」
「早く元気になるといいね」
「小夜ちゃんは優しいな
光忠のご飯と薬研くんの薬ですぐに元気になるさ」
「ならきょうは ぼくたちと あそんでください!
はっそうとび たのしいですよ」
「八艘跳びってあの?」
「それはダメ!
危なすぎるからね!」
「そこじゃない気がする
そもそも船がないだろう」
「それも違うと思うよ?
本気で八艘跳びやるつもりだったの?」
「今剣ちゃんが出来るなら俺も出来るだろう」
「いやいやいや
主は人間で今剣は刀剣男士だからね?
体力とか身体能力とか違うからね?」
首を傾げながら言う奏に加州は慌てて止める。
周りも口々に止めに入るがピンと来ないのか
首を傾げたままだ。
今剣も同じ様に首を傾げている。
とても可愛いのだがそれどころではない。
全員で全力で止めると別の遊びを提供する事で片付いた。
見張りは一期と伽羅に任せそれぞれが行動を始める。
光忠は食事をそれぞれの皿に盛り加州と安定が机に
運んでいく。
全員で朝食を取ると光忠は長谷部用の食事を作り薬研と
一期を連れて広間を出ていった。
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