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琴葉の日常
私の日常は、なぜかいつも起きると私の布団に入っている清流を起こすことから始まります。
「清流、起きてください」
「ん…」
わわっ!
「琴葉の匂い…」
起こそうと思ったのに、布団に引き入れられてしまいました。
近くで見ると綺麗さがよく分かります。
わぁ、まつ毛が長~い、髪はサラサラ~、触り心地も抜群です。
あれ?
「清流、寝ないで起きてください!」
「お前が頭を撫でるからだろ(照)」
レアです。
いつもツンツンしていて口の悪い清流が
…可愛い
「そんな顔で見つめるな、お目覚めのキスでもご所望か」
「ち、違います、違います」
もう戻ってしまいました、残念。
それにしても人肌ってあったかい、ん、人肌?
「わぁ!
清流なんで服を着てないんですか」
「着てるだろ、下着」
な、な、清流の白い肌に触れてる。
「いつも言ってるじゃないですか、浴衣を着て寝てください」
「どうせ着ても乱れるし、変わんないだろ」
「そんなに寝相悪くないですよね?」
「…」
「ん、どうしました?」
「お前はそのままでいろよ」
「?…はい」
何か分かりませんけど、このままでいます。
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