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1.Hotel California
私の携帯に初めて課金で入った曲だ。
何度繰り返し聴いたか分からない。
それでも 聴く。
Hotel California
なんてミステリアスな曲だろう。
リアルタイムで聴いた学生でその翻訳に励んだ人は多かったと思う。
自分も初めて聴いた時にはもう辞書を探していた。
だが、世代背景が見えていなかったし、裏に隠されたものが見えなかった。
今、PCで訳詞を読むと、なんとこっ恥ずかしい稚拙な訳だっただろう。
細かく覚えていなくて幸いである。
導入のギターソロ。
わずかに聞こえる、遠くの空を飛んでいる飛行機のような音。
そして、囁くようにシンバルが入りこんでくる。
気づいたら聞こえていたベースの声。
そこへ、まるでその音が欲しかったことを予測していたようなドラム。
ドラマーであるヴォーカルの声が いい。
言葉も聞き取りやすい。
ハモリが生きている。
pretty pretty boy
far awey
Sweet summer sweat
He said
2度目の Such a lovely face
そしてバック音が静かになり、密やかに詞が紡がれる。
色気のある and she said
語りの We are programmed to receive
どこを取っても酔いしれるのだが、これらは特に好きなフレーズだ。
全6分30秒。
3回聴くと約20分。
だが、決して長くは感じない。
最後の哭き哭きのギター後奏で約2分ある。
当時はこのラストの後奏はカットされていたのだと思う。
ラジオ放送で6分30秒は厳しいものがあっただろう。
でも、フルで聴いたら、要らない個所なんてどこにも無い。
途中で出て来る Since nineteen sixty-nine
1969年。
この年の意味はなんだろう。
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