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いつも気をつかってばかりで強がりなアカリの、気を抜ける場所になりたくて、弱音を吐いて欲しくて、支えになりたいと思っています。 でも、この6年を振り返ると、全然、出来てない自分がいました。 だから、これからは。 アカリが、いつも本音を吐けるようなそんな存在でありたいです。 家族は、仕事じゃなくて。ノルマも、納期もない。 どんなに失敗しても、どんなミスをしても、 それでも、大丈夫だから。 俺も、アカリも、親になるのは初めてで、 沢山失敗すると思うけど、沢山後悔もするだろうけど、沢山喧嘩もするだろうけど、 それでも、笑って、泣いて、話し合って、許しあって、 一緒に成長していきましょう。 俺以上にアカリを好きな男なんて一生現れないと思うよ。 俺みたいなろくでもない人生を送っていると、 アカリの真っ直ぐさがとても眩しくて、綺麗に見える。 この6年、自分でも驚くくらい、アカリを一途に思っています。 今までもこれからも、こんなに好きだと思えるのは、アカリだけだよ。 あと、こんな俺に付いてこれるのも、アカリだけだよ。 絶対、絶対、絶対に、幸せにします。 俺と一生、一緒にいて下さい。 桜井一希 *** Cube sugar ~完~
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