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「行こうか」 鮫島は首輪に取り付けられたリードを引っ張る。 「え、、、どこへですか?」 嫌な予感がした。 「決まってるだろ、首輪を付けたペットをリードで引っ張るんだから」 鮫島が冷たく笑う。 「散歩しかないだろ」 「で、でもっ!!」 「でも、なんだ!?」 鮫島は夜の顔になる。 でも、言わなきゃ。 「私、、、裸、、、」 「だったらなんだ!?ペットに服を着せてる方がおかしいだろうがっ!!」 鮫島はリードを引っ張り、私を引き寄せる。
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