~Prologue~

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「あの…聴こえません」 やっとの思いで口を開くと、 案の定、こちらに集まる周囲の視線。 私の手元には、押せもしないボタン。 なんだか急に、不安になった。 異質だろうか。 そう見られているのだろうか。 そう思うと、 無性に悔しくなった。
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