一話 失われた日常

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いや、そんなことはどうでもいい。 今日は何をしようか。 読みかけのラノベでも読もうかな。 最近は少し忙しかったから読んでないラノベがたまっている。 早めに消費していかないとどんどんたまっていってしまうからすぐ読もう。 そんなことを思いつつ俺は自分の部屋のドアを開け 部屋の中に入ろうとした。 しかし、いつもならあるはずのなじみ深い風景が無かった。 目の前は真っ白で何もない無の状態。 そしてとてもまぶしくて目を開けるのが困難だった。 おそらくバ◯スを受けたム◯カはこんな感じなんじゃないかと思ってしまうくらいだった。 「なんだよこれ。」 あまりに突然の出来事で、くだらないことも考えられなくなってしまった。 ちなみにさっき考えていたことはくだらなくはない、決して。 そうしていくうちに気が付くと辺り一面が真っ白になっていた。 さらにだんだんと意識も朦朧としてきた。 「おい・・・嘘だろ・・・。」 そうつぶやいたのを最後に俺は意識が途切れた。
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