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●2018年:場所 日本
そろそろ長期の休みまで秒読み段階に入っているってのに、専行している授業課題
“西洋近代史”でドイツ史参考文献第10講“第2次世界大戦とナチス”のレポート課題が出やがった。酒と遊びに費やした自分を責めるが、こうなってしまったからには
仕方がない。嫌々ながらも作成態勢に入った訳だが…
レポ書きを進める中で、独ソ連戦の資料に“ヒヴィス”という言葉が出てきた。聞きなれない言葉だ。ネット、資料を駆使して探してみた。結果はよくわからない?
自宅で悩む事数回。埒が明かなくなってきた。ゼミ仲間や同じ授業を受けている奴にも
メールをしてみたが、わからない。ドイツもコイツもナチ絡みばっか調べやがる。そりゃ
メジャーどころだろうけどよ?(こんな事言っちゃぁ正直、実際に被害を受けた国の人々に大変失礼かもしれないけど、こちらからしたって単位という切実があるんだよ。)
だから、余計に気になった。昔から人が目をつけないテーマは大好きだ。特に近代、
2度にわたる大戦は確かに悲惨!その一言に尽きる。
(3回目は起きそうな気配があるが、出来れば回避を願う今日この頃。)
だが、世の中、授業も!メディアも!!“悲惨”を売り物にしすぎだと思う。戦争を礼讃
する気はサラサラねぇが、大陸で虐殺やら非道を尽くしたなんて言われる関東軍だって
現地の孤児達(まぁ原因を作ったのはそもそもだが)を助けるために軍規を破り、
養護施設事業を立ち上げた記録だってあらぁ。相対的に歴史を見れば、戦争を
起こした国事態の考え方が主題に描かれ、“悪”、“二度と繰り返してはならないモノ”が
売り物だが、その時代を生きた人々全員がワルだった訳じゃぁ勿論ない。あらゆる正気を
蹂躙し、非人道的が合法となった世界に流され生きるしかなかった人々が、それでも諦めなかったモノとしての“抵抗”を見たい。描きたい。論文のテーマとしちゃぁ悪くないだろう?
長文失礼、本題からそれに、それまくった。問題なのは“ヒヴィス”は何者かという事か…さて、どうしたものか?だが、こーゆう偏りまくりのネタを扱う時は向こうから“答え”がやってきてくれる事もある。たまたま大学前の古本屋(シャッター閉めが結構頻発、店開いてたら結構奇跡な店)に立ち寄った時の事だ。
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