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「王子、隣のありす姫が王子の為にと、とても素敵なお車を贈ってくださりましたよ」
もぐもぐ
「え?ありす♪姫から?わぁ!嬉しいなぁ♪」
イカリングも食べながら喜ぶ王子。
「どんな車?それでありす♪姫と夜景デートに行きたいな~♪」
「青いガルウィングのやつです。ありす姫とのデートではこの、じいタッくんが立派に代理を勤めさせて頂きますね♪」
「え?デートに代理?」
「はい。代理デートしてきます♪」
「いやいや、デートは自分で行きますよ!」
「あ、王子!ありす姫の他にも色んな方からお祝いが届いてますよ」
じいタッくん、さりげなく話題をかえる。
「家庭教師の瑞己梨さま、」
「え!狼歩はさすがに家庭教師をつけるような歳じゃないですよ?」
「首里くんの家庭教師です」
「それってペットシッター……」
「他にも、更紗barの」
「え?サラダbar?いいですね!ちょうど美味しいサラダが食べたかったんですよね♪」
「王子、サラダbarでなく更紗さんのbarです」
「ふふふ♪解ってますよー。あんな美しいバーテンダーさんがいるbarを忘れるわけないじゃないですか♪」
「他にも、おでん屋の看板娘のでんさんに、魔法使いhaoriさんがプリンとの世界旅行を……これは危険ですね」
そんなこんなで王子の朝食は終わり、王子は首里ちゃんの散歩に出かけます。
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