血のバレンタイン

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 翌日、長男が学校へ行くと涼花ちゃんはこわばった表情で、なんとなく、よそよそしくなっていったという。  こうして、長男のモテ期はあっけなく終わったのである。  これが我が家の「血のバレンタイン事件」である。
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