プロローグ。

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開きそうになるドアを 慌てて開かないように押さえつけた。 「すぐに出ますからベッドの方で 待ってて下さい!!」 「えぇ~せっかくなら一緒に入ろうよ?」 嫌に決まってる!! 「お願いですから、外に出て行って下さい。 すぐに出ますから」 「……ケチ。」 ブツブツと文句を言いながらも 社長は、浴室から出て行った。 (ふぅ…危なかった) 一緒に入るとか冗談じゃない。 「ねぇ、やっぱり一緒に」 まだ諦めてないのか、ドアを開けてきた。 「外で待ってて下さい!!」
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