extra キスの次に
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「手、冷たい。いつからいたんだ?」 「んーっと……覚えてない。ちょっとまえだよ」 嘘を見破った手があたしの手を強く握り返してくる。 「お兄ちゃん、お母さんがおめでとうって」 「ああ。おれにも電話があった。お祝い贈りたいってさ」 「……もらってもいい?」 「そう云っといた」 おずおずとしたあたしの手をギュッと握ったあと、お兄ちゃんは淡々と答えた。
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