女性の妹にされる男性の話

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それが嫌なら自分で着替えるしかない。俺は意を決して服と下着を脱ぎ始めた。 全裸になった俺は、パンツを手に取ると前後を確認し足に通す。上まで上げ、手を離すとアソコが締め付けられる感覚がある。そして、次にスリーマーを取り上げて、頭から被り袖を通す。その状態で1度姿見をみる。そこには女児用下着を見に纏った少し短めの髪に羞恥に赤く染まった頬。そして、少し潤んだ瞳をした中性的な顔立ちをした男がモジモジと太股を合わせながらこちらを見ていた。色白の手足には一切のムダ毛が無く、さらに言えば脇毛もない。これは沙織さんから命令されて剃っているからで、もし、剃り忘れていたら女児用のデザイン水着か紺色のスクール水着を着せられて、浴室で沙織さんに毛を剃られる。いつまでもこうして自分の下着姿を見ているわけにもいかないので、スカートを持つと足を通し、上まできたらチャックとホックを閉める。そして、Tシャツを着て部屋を出ようとしたところで、靴下を忘れていた事に気付き、下着が入っている2つ並んだ引き出しのその隣にある引き出しを開け、ピンクと白のツートンの靴下を取り出して履いてリビングに戻った。 リビングに戻ると沙織さんは紅茶を飲んでいて、俺に気づいてこちらを見てくる。 「終わったのね。1人でお着替えできてえらいわね。かおるちゃん」 「あ、ありがとう。さ、沙織…お姉ちゃん」 この格好をしている時は沙織さんの事はお姉ちゃんと呼ばなければならない。そして、もう一つ命令されている事がある。 「それじゃあ。薫ちゃん。自己紹介してみて」 「は、はい。わ、私は村尾薫と言います。し、小学5年生のお、女の子です。わ、私の下着をたくさん見てください」 俺はスカートをたくし上げて下着を沙織さんに向けて晒しながら自己紹介を行う。沙織さんから命令された事。それはこの姿をしている間。俺は成人男性村尾薫(26歳)では無く、下着を見られるのが好きな女子小学生村尾薫(10歳)になりきる事だ。 「よくできました」 「あ、ありがとう、沙織お姉ちゃん」 ソファーから立ち上がり、俺の前に立った沙織さんは俺の頭を撫でてくる。ちなみに俺の身長は159cmで痩せ型。沙織さんの身長は164cmで標準的な体型をしている。そして、沙織さんの年齢は21歳で俺より年下だ。
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