1章……見ないで

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それは突然だった (……やめて) 耳を塞いでそこに立ち尽くしたけれど 聞こえてくる音は明らかに …男女が求め合う音で その声はよく知った声だった 「愛してる…」 (嘘よ…) 「愛してる…よ、ミサ…」 知らない女性の名前を呼んだのは …私の夫だった
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