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「君達飲んでる!?」
一人の男性が私達のところに来た。
瓶ビールを持って。
「あの私達未成年ですから……」
茜ちゃんが構えて言う。
「ちょっとくらい大丈夫だよ」
そう言った男の人の顔は真っ赤。
会は始まったばかりなのにもう酔っ払ってるの!?
「離して下さい!」
「良いじゃん良いじゃん」
しかも茜ちゃんの手首を勝手に握ってるし!
嫌がってるじゃない!
「結構ですからっ!」
私は手刀で茜ちゃんから男の手を払い落とした。
「ってぇ!!何すんだよっ!!」
すると男の人は声を荒げて怒りだした。
でも私達は悪くない。
私は酔っ払いをキッと睨む。
「何だよ、その顔はっ!」
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