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目を閉じると唇が優しく重なった。
人生で初めてのキスに、限界までいったと思っていた鼓動が更に激しく鳴り響く。
私は大胆に腕をメグの首に回した。
ずっとこうしたかった……。
メグの温もりに浸っていると遠慮がちにメグの右手が顔から下へと向かっていく。
緊張感が走り続ける私の身体。
下がる手はすぐに私の胸の膨らみに辿り着く。
「純の全部が欲しい」
目を薄っすらと開けるとメグの熱い瞳と視線が絡んだ。
心臓が痛むほど、きゅんと疼いた。
「あげる」
即答するとすぐにセーラーを脱がされて、スカートも下着も急くように脱がされて。
でも身体に触れる唇や手は優しい。
そんなにも私を欲していてくれていたなんて嬉しい。
メグの荒い息が素肌を擽る。
愛撫される度、私の口からは悦びの嬌声が漏れる。
好き、
大好き。
母に何と言われようと私にはメグだけ。
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