物語の始まり

3/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
毎日必ずクエスト受注しているからか、全員と顔見知りだ、そして頑張り屋のグレイを知らない者はいない程だ。 「今日も護衛系のクエストにしますか?」 「そうですね、護衛系でお願いします。」 「おいおい、グレイ、そろそろ討伐系じゃないと上がらないんじゃないんか?」 そう、グレイは討伐クエストを受けたことがない。 「ちょっと僕はモンスターを殺せませんから…。」 「そうだったな…まぁ頑張れ!お前なら大丈夫、護衛に関してはシークレットクラスだからな!」 「ちょっとあんまり嬉しくない気が…。」 「ははは!!行ってこい!」 「行ってらっしゃい!気を付けてくださいね!」 「はーい!」 みんなに見送られながら、グレイは今日もクエストに向かった。 「はぁ、疲れる。」
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!