チートな暗殺者

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その三人の実力は計り知れないものだった、剣士、魔法使い、そして魔剣士、三人はそれぞれ武器が異なり、最も強いのが最強の魔剣士が直々に指導したと言う魔剣士ルーシー・アダマント、そして二の実力を持つ剣士ラスカス・グランテス、そして三番と言うが常人では放てないような威力の魔法を連発して放てるメイ・ランゲスト、その三人がいれば100パーセントの勝率だ。 だが、それをも凌駕するほどの力を持っているものがいるなんて誰も想像なんてつかなかった。 ____________________________________ 「そうですか、これがルワンダ王の言っていた帝国の侵略計画ですか…。」 黒のマントを羽織った男がその一部始終を見ていた。 ルワンダはメリスがある王国のことだ、そしてその王こそがルワンダ王である。 「これは仕事じゃないですけど緊急事態ですからね、しょうがない。切り替えていきますか。」 そして男はごく普通のシンプルナイフを抜き隊列の後方へ飛び込んだ。 「な、なんだこいグハッ!」 「やばいぞ!なんだ!」 そして後方の部隊が抵抗するもあっという間に血の海となり、ナイフは黒から朱へと変わった。 「どうしたんだ!」 ルーシーも流石に異変に気付き、従者の中年の男へ問う。 「じ、実は、謎の男が現れ」 突如血飛沫がルーシーの顔へ飛び跳ねる。 そして目の前には首を切られた従者の後ろに謎のローブの男がいた。 「き、貴様!何者だ!」 ルーシーは反射的に後ろへ飛び跳ねた。 「名乗り遅れてすみません、私は朱の刃と言われている暗殺者です、今回は、まぁ仕事ではないので殺人鬼?ですかね?」     
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