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ローブのせいで顔は見えないがここまで気配を消せる者はいない。
ルーシーの周りに部隊が集まる…その数は50対1だ。
ルーシーは周りを見回す。
「仲間はいないようだな?何しにここへ来た!王国の者か!」
「まぁ、そんなものですかね…要件は貴方たちに撤退をお願いしたいのですが。」
たった一人でそんなこと出来るわけないだろ、ははは
等と笑えるものは一人もいなかった。
それは謎のローブの男から発せられる殺気というものが有り得ないほどのものだからだ。
「それはできぬ!そして一人でなにができる、と言いたいところだが、そなたはなかなかの者と見た、どうだこちらへ入らぬか?」
「ルーシー様気は確かですか!?この男は何十人も殺しました!流石にそれは!」
「少しいいですか?貴方達は勘違いしていますよ。」
「何がだ?」
「貴方たちに残された選択は私を仲間に引き入れることではなく、殺されるか、撤退するか、私の犬になるかですよ?」
「ふざけるな!皆の者こいつを殺せ!決して油断するな!こいつは危険だ!」
「「「おおおぉぉぉ!!!!!!!!」」」
「やれやれ…簡単には終わらないね、じゃあ、皆殺しかな? 」
謎のローブの男は指をパチンと鳴らすと途端に側近の三人を除く兵の首が飛んだ。
「な、なにを…。」
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