大切な出会い

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2010年4月、四国よりの中国地方から東京よりの関東へ、高速バスで行く事にした、ケイに会う、ケイと暮らす為に、猫のバサラは、ケイのマンションでは飼えないので、飼える場所に無事住める事が出来たら、必ず迎えに来る約束をして、一旦、私の両親に預けた。私が、旅立つ日、今も覚えてる、バサラは精一杯、頭を私に擦りつけ、鳴いていた。旅立つ日、母は、[私達の事は、気にしなくて良い、アンタの人生だから、アンタが決めて行くなら邪魔しない、元気でね]と泣いていた。父は顔を見せなかった。某駅より高速バスに乗り、一度新宿に向かう必要が、有った、バスの中で私は、ずっと、(会ったら、カメラと違うとか、言って追い返されられないか)ばかり、考えていた。不安だった。寝れなかった。次の日ようやく新宿に着いて、夜勤明けの、ケイに連絡[おはよう、新宿着いて、けど、迷子w訳分からない]と私はいってたら、ケイは、[近くに何がある?俺ん家まで、来れる?俺ん家は、某駅のすぐ近く、駅着いたら迎えにいくよ]と、駅場所を聞いて、確認後、私は電車に乗って、ケイの場所へ向かう、ドキドキしてた。会って振られたらどーしょう…とか、見た目タイプじゃないと言われたら。等…ケイに言われた、駅ついに着いてしまった。エレベーターに乗ってケイを目で探していたら、ケイが…居た、手を振っていた。ケイの所まで急いで行き、私は[こんにちわ、初めまして]と言ったら、ケイは意外に冷静で[こんにちわ、よろしくー]と言い、私の荷物を持つと、反対の手で手を繋いでくれた。優しかった。嬉しかった。ケイの家に着いたら、ワンルームで、ロフトが有った、ソファーに並んで座る。この辺は想像お任せしますが、普通に抱き合い、イチャイチャした。ケイは、[ずっと…こうしたかった、ナツミも?]と言ってくる。私は小さく頷いた。来て良かったと、思った。ケイに会えて良かったと、思えた。今までの人生で、一番幸せを感じた。
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