歩美

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するとみちるが 「お前。何を悩んでいる。何の為に私が居るのだ。」 (大樹。何を悩んでるの?私が居るじゃない。) みちるは本当はこう言いたいようだった。 面倒な事はみちるが居れば何とかなりそうだ。 歩美を助け出しても 歩美を元に戻せるのか。 あの最初にあった時の歩美に でもだとしても俺は普通に歩美と愛し合えるだろうか。 また俺は歩美を変えてしまうんじゃないか。 そんな事を考えていると 「何を悩んでおる。お前は、女を助けたいんだろう。」 (何を悩んでるの?歩美さんを助けたいんでしょ?) みちるはうるうるした目で俺を見つめる。 「あぁ。そうだな。」 俺はまた眠りに引き込まれた。
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