歩美

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「私ね。大樹に謝らなきゃいけない事があるの。」 失神した裕美子が気が付くと俺に言った。 「あの時ね。歩美ちゃんが初めて来た時、 あれ普通の料理だったの。」 「えっ! じゃあ。」 「歩美ちゃんは、普通に大樹の事が好きになったんだよ。」 そう言ってまた寝てしまった。 俺はその言葉に歩美を絶対に助け出そうと誓った。
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