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ジャームッシュの
“ブロークンフラワーズ”をみた
やっぱいいなー
ほとんど無表情の主人公
セリフ少な
その時その時
手に入れたい女を手にし
ドン・ファンと呼ばれ
金もそれなりに手にし
やるせなくソファで横になり
年老いていく男
或る内容のピンクの手紙を受け取ったのをきっかけに
過去の女たちを訪ねていく旅
ある女性はすでに墓の中
花束を手向け小雨の中
樹の下に座っている主人公の姿がせつない
モノローグも何もない
それぞれの女性たちもよかった
迎え入れ一夜ベッドをともにするものもいれば
静かに「もう帰って」というものもいるし
いきなりとりまき?の男からぶちのめされたり
みんなきれいだ
もちろん外見がという意味ではない
二十年経って
別れた(自分を捨てた)男がいきなり訪ねてきたときに
わたしはどんな対応ができるだろうか
そんなことを思った
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