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そこには私と同い年くらいの、桜色の綺麗な髪の女の子が居た。
「...誰?」
問いかけたのは私。
「...私が見えるってことは、あなたも幽霊なの?」
その女の子はかなりの美人だった。
「うん。昨日死んだの。私は暁紫苑。よろしくね。」
「私は磐田未来乃。十年前に死んで、成仏できなくて浮遊霊になっちゃった。」
この子は49日間に成仏できなかったんだ。
「あのね、私は好きな人に告白したいんだけど、方法知ってる?」
私は思い切って正直に話してみた。
「ごめんね。分からない。」
普通そうだよね。
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