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池田屋の中で死闘が繰り広げられている頃、
新撰組の強さに恐れをなしたのか
複数の浪士たちが池田屋の外に出て来た。
しかし、切り込んだのは少数でも、池田屋の周りには元々新撰組隊士が待機している。
店の表には島田魁。
裏口には隊士2名。
裏口を抜けた先にある河原には原田左之助。
そしてそこに遅れてやって来た土方組の斎藤一、井上源三郎ら、腕利きたちが配置されていた。
そして形勢不利だった新撰組が、土方組の加勢により形勢有利になった。
そのため目標が討伐から捕縛に変わった。
河原で戦っていた原田たちも浪士たちを捕縛することに重きを置いていたが、
ある一人の浪士が隙を見て川に逃げ出した。
その瞬間、斎藤の剣が浪士を斬り伏せてしまった。
池田屋、その周りの混乱に乗じて一番重要だとも言える桂は取り逃がしてしまった。
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