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俺は街灯の下にいた。賑わっている中心地から百メートルほど離れた場所、込み入った路地の中だ。街灯の間隔は少し開いており、次の街灯との間はぼんやりとした黒いモヤのようでもあり、光に集まった数匹の蛾が、時折点々と蛍光灯にぶつかっている。柱を背に、使い慣れた杖に片脚分の体重を預けながら、立っていた。
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