人見知りな私と白河兄弟 

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「意地悪言わないの。女の子達に囲まれてるのにいち早く気づいて俺を物凄い形相で睨み付けて来た奴のやることじゃないんじゃない?まったく…素直じゃないんだから」 「うるせー。早く行くぞ。チャイム鳴る」 「…ダッシュ…」 二人が優しいのはちゃんと知ってる…。 私は二人の手を掴み、校舎へと走った。 「碧斗、遅れるなよ。女の子に負けるなんてカッコ悪すぎだぞ」 「うわっ!いきなり走るなっ!てか負けるとかは有り得ねえから」
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