人見知りな私と白河兄弟 

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「そこの三人はくっつきすぎだぞー…どうした?」 「ああ…二人が教科書を忘れたので見せてるんですよ、先生」 「ああ…そういうことな、んじゃ姫百合…白河兄に教科書借りて162ページ読んでみろ」 ?!なん…だと…っ? 私に読めと言っておるのか…この野郎…。 「先生はいじめっ子ですね、彼女は重度の人見知りなのに…。俺が読みますよ」 「このドSー」 「先生の鬼!姫百合さんが泣いちゃっても良いんですかっ!?」 ヤジが舞い飛び、先生を畳み掛ける。
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