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「遅い」
「碧斗、女の子は準備に時間がかかるのは常識だよ。というかどっちかと言うと早いと思う」
席に付き二人は私を待っててくれた。
私も向かいの席に座り、用意されている朝御飯を食べ始める。
続くように二人も食事を始めるのだ。
二人は幼稚園からの幼馴染み。登下校もいつも一緒。
私は一人だと何も出来ない。人見知りが激しいのは自分でも理解している。
クラスも一緒なのは本当に有り難い。
ああ…でも今日からは二人とも…彼氏さん…なんだっけ…。
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