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既に完治したと思っていたが、
当時の医学では、
その程度しか治療しか出来なかった事は致し方無かったと思われる。
徘徊し出して、
家が分からずウロウロ放浪していた為、
不審に思った人が警察に連絡して下さり、
警察署に迎えに行ったのは数え切れなく、
しかも、
とうとう、
私すら認識出来なくなりアパートに1人で置けなくなった。
かかり付けのお医者さんの紹介状を持って、
ある病院に入れる事が出来たが、
そこはまるで牢獄の様な病院で、
患者は入ることは出来ても、
決して出られないよう厳重に幾重にも鍵が掛けられ、
同時に、
看護師さんが常に目を光らせている。
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