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そうしてる間に、バレンタインデーまで、
残り一ヶ月青木が、
僕のアルバイトをしているカフェに、やってきた。
窓際の目立つ場所に、座って
僕に、手をひらひらして、ニコニコしている。
周りのお客様や、女子メンバーが
あれ、誰?モデルさん?的な感じで、ざわついてる
僕の顔が、ひきつる。
それを見ていた奏太さんが、
「彼、斎藤君の知り合いなの?顔が、引きつってるぞ?俺が、メニュー持っていくよ。」
肩をポンとたたいて、僕の代わりに行ってくれた。
奏太さん、グッドジョブ!!助かった。
青木は、ちらっと、こちらを見て、ふっと微笑んだ。
オーダーも、美優先輩が、聞いてくれたし、僕は、他のお客様の接客で、バタバタしていた。
青木は、しばらくの間、窓の外を眺めていたり
お客様で、何人か、青木のところに、行って
何やら、話してる。
何で、青木は、ここが、わかったんだ。
青木は、それから、ちょくちょく
僕のアルバイトをしているカフェに来ていた。
青木は、別に、僕に、話しかけてくるわけでもなく
普通に、お茶してる感じだ。
やっぱり、綺麗だからか、
どこに、座っても、目立つというか
すごいオーラを感じる。
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