バレンタインデー波乱

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彼女持ちの子たちは、さっさと帰って 他の子たちは、オイチョコどうした?って 弱い子たちに、絡んでる。 助けようとしたら、青木が 『これ、あげるよ。途中で、貰ったおこぼれだけど』 たくさんのチョコやら、クッキーやら 他にも、たくさんあって、羨ましいんですけど 青木が、こっちを、チラッと見て 『また後でね?』って帰っていった。 あーあ、ヤバイ!ヤバイ!バイトに、遅れてしまう。焦らないと ダッシュで、駅に向かってた。 駅に着いて、一息ついていると 青木が、後ろから現れて 『一緒に、行こうか』って なんで、まだ、帰ってないの 一緒に。カフェまで、行くの? 青木に、 『僕、チョコ買ってないよ?メンズにあげる気ないし、僕は、ノーマルだからね。』 青木は、ふうーん?別に、関係ないしね。それに 用意してないのも、想定内だけどって いきなり、僕のほっぺにキスしてきて これで、チョコの方は、無しにしてあげるよ。 ウインクされた。 頭の中が、真っ白になってきた。 ほっぺにキスとはいえ初めてなんだけど!! 相手が、青木なんて、何も考えないようにしよう。
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