3人が本棚に入れています
本棚に追加
イケメンの青木裕一男の僕から見ても
綺麗な顔立ちしている。
その青木が、僕に
「今年のバレンタインさ。僕にプレゼントしてよ?」だって
この、今は、見た目が、ヤバイオタクにしか見えない僕に、バレンタインチョコレートを要求している?
イヤイヤ、なんで、僕が、青木のために、バレンタインチョコレートを用意しなきゃいけないんだ?
青木が、グィって、顔を近づけてきて
「もったいないね。可愛い顔をしているのに
僕は、君みたいな可愛い男の子も、好きだよ?」って
オイオイ!僕は、ヤロウじゃなくて、女の子から
チョコレートを貰いたいし、ヤロウにあげる趣味なんてないんだけど!
青木が、「楽しみにしているからね?」だって
僕は、バレンタインに、嫌われているのだろうか?
はあ、ため息しか出てこないよ。
中高と、男子校だからなのか、こうなれば
バイトして、出会いを求めようかな。
不純だけど、この際、これしか出会いなんてないし
青木に、会わなくて済むような気がするし
僕は、女の子に、モテタイんだよ。
最初のコメントを投稿しよう!