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二人のイケメンは私を心から歓迎し、私の前にピザとお茶を差し出してきた。
きっと、私のかつての恩に報いようとしているのだろう。
「ありがとう、ネコ、ネコアーー。
やはり持つべきモノは友だな?
(*゚∀゚)=3」
そんな私の感謝の言葉にネコは、お洒落な眼鏡の位置を直しつつ、私の方を切れ長の瞳で見詰める。
しかしながら、この兄弟、同性でありながら実に惚れ惚れする顔立ちだ。
綺麗すぎて思わず、良からぬ想像をしてしまう。
((;´Д`)ハァハァ、辛抱堪らんとですたい♪)
そんな中、私が美味な食事に舌鼓を打っていると、ネコアが私の耳元で囁く。
「さて、疫病神にして、穀潰しのエピ・ソード。
それを恵んでやるから、食ったらさっさと出ていきたまえ。
(#゚Д゚)」
ネコアはうっとりするような表情で私に微笑みかけながら、私を労るかのように軽く肩を叩く。
それはつまり、お前は一人じゃない、だから困った事があったら何時でも相談に乗ってやるーー。
彼らのそんな思いの現れであろう。
(ありがとう我が親友達よ、私は本当に幸せ者だよ!
(*>∇<)ノ)
「ネコ、ネコア、実は今日は君達にお願いがあってきたのだよ。
是非とも君達の力を御借りしたい。
( ´∀` )b」
「エピ....貴様には慎み深さや、己の恥じる心はないらしいな?
飯をタカリにきた挙げ句、お願い事だと?
テメェ、ふざけるなよ?
( ;゚皿゚)ノシ」
「またまた~ネコちゃん、本当は私に恩返ししたくて仕方がないんでしょ?( *´艸`)
ネコちゃんったら照れ屋さん( v^-゜)♪」
「貴様....本当に死にたいらしいな?
L(゚皿゚メ)」」
ネコは、そう言うなりゴツい銃器を私に突き付けた。
その銃器にはネコが大戦で使用していた銃剣・ブレイジング・バレット。
幾数もの伝説級異界生物を葬った恐るべき、法具である。
だが、大戦の最中、私は幾度となくネコに、この禍々しい物体を突き付けられているのだから、ビビる要素など微塵も無い。
「ネコちゃん~何かこれ久々~♪(@^▽゜@)ゞ」
「他に言い残す言葉は無いか、エピ?
(O゚皿゚O)」
「愛してまつネコたん((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ」
「そうか......死にくされ、疫病神エピ・ソード!
ヽ(#゚Д゚)ノ」
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