如意先生襲名【後編】

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二人のイケメンは私を心から歓迎し、私の前にピザとお茶を差し出してきた。 きっと、私のかつての恩に報いようとしているのだろう。 「ありがとう、ネコ、ネコアーー。 やはり持つべきモノは友だな? (*゚∀゚)=3」 そんな私の感謝の言葉にネコは、お洒落な眼鏡の位置を直しつつ、私の方を切れ長の瞳で見詰める。 しかしながら、この兄弟、同性でありながら実に惚れ惚れする顔立ちだ。 綺麗すぎて思わず、良からぬ想像をしてしまう。 ((;´Д`)ハァハァ、辛抱堪らんとですたい♪) そんな中、私が美味な食事に舌鼓を打っていると、ネコアが私の耳元で囁く。 「さて、疫病神にして、穀潰しのエピ・ソード。 それを恵んでやるから、食ったらさっさと出ていきたまえ。 (#゚Д゚)」 ネコアはうっとりするような表情で私に微笑みかけながら、私を労るかのように軽く肩を叩く。 それはつまり、お前は一人じゃない、だから困った事があったら何時でも相談に乗ってやるーー。 彼らのそんな思いの現れであろう。 (ありがとう我が親友達よ、私は本当に幸せ者だよ! (*>∇<)ノ) 「ネコ、ネコア、実は今日は君達にお願いがあってきたのだよ。 是非とも君達の力を御借りしたい。 ( ´∀` )b」 「エピ....貴様には慎み深さや、己の恥じる心はないらしいな? 飯をタカリにきた挙げ句、お願い事だと? テメェ、ふざけるなよ? ( ;゚皿゚)ノシ」 「またまた~ネコちゃん、本当は私に恩返ししたくて仕方がないんでしょ?( *´艸`) ネコちゃんったら照れ屋さん( v^-゜)♪」 「貴様....本当に死にたいらしいな? L(゚皿゚メ)」」 ネコは、そう言うなりゴツい銃器を私に突き付けた。 その銃器にはネコが大戦で使用していた銃剣・ブレイジング・バレット。 幾数もの伝説級異界生物を葬った恐るべき、法具である。 だが、大戦の最中、私は幾度となくネコに、この禍々しい物体を突き付けられているのだから、ビビる要素など微塵も無い。 「ネコちゃん~何かこれ久々~♪(@^▽゜@)ゞ」 「他に言い残す言葉は無いか、エピ? (O゚皿゚O)」 「愛してまつネコたん((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ」 「そうか......死にくされ、疫病神エピ・ソード! ヽ(#゚Д゚)ノ」
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