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とんでもない気迫を放ちネコが、引き金を引く。
(あれ......何か本気っぽくない?( ´;゚;∀;゚;))
私は引き金が引き絞られる直前、瞬時に状態を反らす。
直後、銃弾が私の帽子を掠め床にめり込んだ。
「あ、あれ!?
今マジで撃ったよねネコちゃん!!?
!Σ( ̄□ ̄;)」
「ちっ、外したか....?
だが次は外さねぇ。
(=`ェ´=)」
ネコは再び私に銃を向けた。
だが、その直後ーーネコアがネコの行いを制止する。
「兄さん、分かっている筈だ。
封印をかけた状態のソイツじゃ、エピは殺せない。
その状態では精々、殺せるのはレッサードラゴンぐらいだと。
( ´~`)」
(殺せるのレッサードラゴンぐらいって、十分危ないわ!
!Σ( ̄□ ̄;)
それ本当に封印されとんのか!?)
レッサードラゴンとは現在、この世界に生息する野獣に類する竜型生態であった。
確かに異界の怪物どもに比べたら、見劣りはするが、此方の世界では最強の生物。
S級の力を有する怪物である。
そんなのを殺せる代物で私を撃つとか、正気の沙汰ではない。
もしかして本当に私を、殺そうとしたのだろうか?
(可愛いさ余って憎さ百倍と言うがまさか、こんな事になるとは....。
モテる男は辛いぜ♪(*>∇<)ノ)
私は自らの罪に身震いする。
だが、その直後、ネコアが言った。
「昨日、ウィンター領で大火災があったそうだが、あれは君の仕業かエピ?
( ・д・)」
「ふっ......照れるな( 〃▽〃)
取り敢えず、あの事に関わっているとだけ言わせてもらうよ。」
「あれもテメェの仕業か!?( ; ゚Д゚)
おい、ネコア!
やっぱりコイツは、生きていちゃいけない類いの人間だ!
人類の為にもコイツは、ここで撃ち殺そう!
(#゚Д゚)y-~~」
ネコは再び私に向けて銃を構えるが、ネコアが再びそれを制止する。
「兄さん、少し落ち着こうか。
分かっているだろう?
万が一、エピが死んだら例のモノが暴走して世界が滅ぶ。
それに不本意ではあるが俺達は、大戦を終わらせたエピに恩がある事だけは間違いないんだ。
形はどうあれね。(´・ω・`)」
「あぁ、分かってるよ!
だが、コイツのせいで色々なモノを失ったことも事実なんだぜ!?
お前は納得できるのか?
( `д´)」
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